脳梗塞とは

血管の詰まり方

血管の詰まり方

アテローム血栓性梗塞
脳の太い血管が詰まって起こる。
血管壁に沈着したアテロームと呼ばれるかたまりが破裂すると、これをふさぐために血小板が集まって血栓をつくります。この血栓が血管を詰まらせてしまいます。


ラクナ梗塞
脳の細い血管が詰まって起こる。
脳の細い動脈の血管壁が厚くなって内腔が狭まり、血流が途絶えるために起こる脳梗塞です。症状は比較的軽く、梗塞が起きてもまったく症状が現れない場合もあります。(無症候性脳梗塞)。本格的な脳梗塞を起こす危険が高いです。


心原性脳塞栓症
心臓でできた血栓が流れ着いて起こる。
心臓内に生じた血栓が脳の動脈に流れ着き、血管を詰まらせてしまうために生じた脳梗塞です。突然、脳の血管がふさがれてしまうため、発症時にいきなり重い症状が現れることが多い。

脳梗塞とは

壊死する部位による症状

壊死する部位による症状

右脳と左脳

左脳が主に担っている働き
言語機能(言葉を話す、理解する、読む、書く、理論的・分析思考計算など)

右脳が主に担っている働き
図形や空間の認知、直感的な思考、音楽など、芸術に関する能力、情緒的な感情など


脳の構造と役割

大脳
脳の中でもっともおおきな役割を占める。とくに大脳の表面(大脳皮質)は、記憶や複雑な思考など、人間ならではの高次の機能に深くかかわります。

間脳
脳幹と大脳をつなぐ役割を果たしていると同時に、自律神経やホルモン分泌など中枢として働く。

脳幹
心拍や血圧、呼吸機能のコントロールなど、生命維持に欠かせない働きをもつ。

小脳
姿勢や歩行など、運動機能を調節、記憶するところ。スムーズな体の動きを可能にする。



大脳の機能

前頭前野
脳の各部位から送られてきたさまざまな情報を統合し、思考したり、判断したり、複雑な感情を生み出す。

運動前野
運動情報を統合し、動きを指示する。

運動野
体の各部位に運動の指令を送る。

感覚野
体の各部位から感覚情報を受け取る。

感覚性連合野
感覚情報を統合し、認知・理解する。

視覚野
目でみた情報を受け取る。

視覚連合野
視覚情報を統合し、認知・理解する。

感覚性言語中枢
言葉を理解する。

聴覚野
耳で聞いた情報を受け取る。

聴覚連合野
聴覚情報を統合し、認知・理解する。

運動性言語中枢
言語を話す。書くなど。



脳梗塞とは

後遺症

後遺症

いろんな後遺症がありますが、いくつかの障害が重なる方もあれば、ほとんど後遺症が残らない人もいます。詰まった部位によっても異なります。


運動機能面障害

・片麻痺が残る
・関節の痛みがある
・姿勢を保ちにくい
・食べ物を飲み込みにくい


高次脳機能障害

・言葉が出てこない、理解できない(失語症)
・体の片側にあるものを認識できない(半側空間無視)
・集中力の低下
・新しい出来事が覚えられない
・日常的な動作ができない(失行)
・知っているはずのものが認識できない(失認)


精神面の障害

・うつ状態
・情緒不安定


その他

・排尿障害
・視覚障害
・聴覚障害
・感覚障害

脳梗塞とは

脳梗塞とは

脳梗塞とは

現在、脳卒中全体の約7割が脳梗塞が占めています。
かつては、脳出血が大半でしたが、近年の食生活の変化が考えられています。
脳梗塞で命を落とす人は減少しておりますが、高齢化社会を迎え、患者数は増える傾向にあります。

脳梗塞によって壊死した脳細胞は、生き返ることはありません。
壊死の広がりによっては、死に至ることもあります。

脳梗塞を起こした人の7割は後遺症がみられ、内3割程度の方は介護が必要とするらしい。
発症前と変わらない状態まで回復できる方は2割程度。

脳梗塞とは

脳卒中

脳の病気  脳卒中
 
脳の血管が破れたり詰まったりして起こる病気(脳梗塞脳卒中くも膜下出血


脳梗塞 (血管が詰まる)

脳の血管が詰まり血流が途絶えてしまうために、その血流によって養われている脳の組織が障害され、壊死してしまう病気です。


脳出血 (血管が破れる)

長年にわたる高血圧などの影響でもろくなった脳の血管が破れて、脳内に出血する病気です。出血した血液が固まって、周囲の脳細胞に大きなダメージを与えます。


くも膜下出血 (血管が破れる)

脳の動脈が破れ、出血がくも膜下腔に広がる。たまった血液が脳全体を刺激するため、多くの場合、激しい頭痛を起こします。出血原因の大半は、血管の枝分かれした部分にできたコブの破裂によるものです。

Powered by Seesaa
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。